組合のご紹介

【おいしい野菜は土づくりから】
 EM菌を使った堆肥作りを土づくりの基本としています。有機肥料は菜種かす、骨粉、魚粉、米ぬか、もみ殻、家畜糞等が主体(化学合成肥料は慣行栽培の1/2以下)です。

【安全な野菜は農薬の使用基準厳守から】
 国で定めた基準を守り、可能な限り農薬使用を減らす耕種的防除(輪作や混植)や農薬以外の資材を活用(防虫ネットや敷き藁)する栽培を行い、組織的チェック(抜き打ち農薬残量検査)を行っています。
 また、第三者認証機関である「茨城県特別栽培農産物(いばらきエコ農産物)認証制度」やGAP(適正農業規範)を積極的に推進しています。

理念

農事組合法人 大地のめぐみ ~私たちの理念
  ・おいしく確かな農産物を生産し、消費者の健康と豊かな生活に貢献します。

・消費者との多様な交流を展開し相互理解をもとに信頼関係を築きます。

・栽培技術や農業経営ノウハウを継承する担い手を育成し、持続可能な農業生産により地域社会を豊かにします。

・地域の里山・農村風景を守る活動を地域住民とともにすすめます。

・協同組合として組合員と職員が相互に尊重しあい、切磋琢磨して成長し、誇りある組織にします。

・組合員の多様な農業経営を発展させ、より豊かな生活をめざします。

(2019年3月28日 第2回定期総会で決定)

代表者挨拶

 私たち(農)大地のめぐみは、「好きな農業で暮らしを続けたい、地域の農業を守りたい」と願う農業者と、「家族の健康を守れる安全で美味しい農産物がほしい」とを望む消費者との想いを実現するために、1990年県南農民組合の産直部として、13人の生産者で阿見有機農産物供給センターを立ち上げ、2002年に「(農)いばらき県南阿見産直センター」として名称を変更し法人化、そして2017年には、米事業中心の産直組織「(農)県南筑波農産センター」と合併して組織運営能力強化を図りました。
 さらに2018年5月には事業所を阿見町小池に事務所移転し、併せて今までの直売所の1.5倍の売場面積を誇る「大きなかぶ農産物直売所」を新設いたしました。
 地域との共生を求め、「健康な土をつくり、生命力あふれる作物を育て、人の命を育む」として、人と環境にやさしい持続可能な環境保全型農業に取り組んでおり、消費者のご家族の健康と農業者の営農をまもるために日々奮闘してまいります。

農事組合法人 大地のめぐみ
代表理事 中島悟

組合紹介

事務所 阿見町小池に所在、学園都市つくば市に近接し、町の北東部は霞ヶ浦に面しております。霞ヶ浦には自衛隊の武器学校があります(元予科練霞ヶ浦航空隊)。遠方に関東の名山筑波山が見えます。


 会員構成 2018年度合併によって現在正組合員113名、準組合員65名。茨城県南地域9市2町に、とても広域から農産物が出荷されています。直売所出荷する野菜生産者以外にお米を生産している会員が多く、さらに準組合員として直売所だけに出荷している小規模生産者が多いことが組織の特徴です。

~SDGs×大地のめぐみ 持続可能な社会にむけた私たちの取り組み~

 SDGsは、2015年9月の国連サミットで150を超える加盟国首脳の参加のもと、全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。 ? ?SDGsは、先進国・途上国すべての国を対象に、経済・社会・環境の3つの側面のバランスがとれた社会を目指す世界共通の目標として、17のゴールとその課題ごとに設定された169のターゲット(達成基準)から構成されます。
 それらは、貧困や飢餓から環境問題、経済成長やジェンダーに至る広範な課題を網羅しており、豊かさを追求しながら地球環境を守り、そして「誰一人取り残さない」ことを強調し、人々が人間らしく暮らしていくための社会的基盤を2030年までに達成することが目標とされています。
 私たち農事組合法人大地のめぐみでは、17の目標のうち8つの達成を目指しています。  詳しく見る>>>

生産活動への取り組み

1.健康レベルの農産物生産

 茨城大学農学部及び研究者と連携し、「産・学・官」による健康な土づくりを基に安心安全レベルの農産物から健康レベルの農産物生産を行うオリジナル酵素農法を進め、「農産物の地域ブランドづくり」を推進しております。

2.担い手・不耕作地対策

 担い手・不耕作地対策を図るため、雇用農業や集落営農、法人化を推進し、合わせて経営規模と省力化を進め、生協を始めとする卸販売を拡充しております。

産地交流の取り組み

 これまでお客様と行ってきた産地交流を、「都市生活者の農村体験や農村交流」を始めとする多くの方にご参加いただけるようにします。

・収穫体験
(タケノコ掘り、トウモロコシ、ミニトマト等)

・作業体験
(田植え、稲刈り、タケノコメンマ作り体験等)

・里山体験
(ザリガニ釣り、竹細工作り等)

 農村資源(田畑・山林・竹林・里山・古民家・農村景観)を活用し、収穫、農業、里山体験等を行い、農村と農業の魅力や価値を皆様にお伝えしております。
 自然愛護、里山保全団体様等との提携活動で、現在約350名の方にご利用頂いております。
 
合わせて食育、食農教育を行います。

 大学、行政、商工会、活動団体、市民との連携による地産地消の活動推進に取り組んでおります。
・「あみ・大好き青空市」へ参加。

・地元学校給食への供給やの出前事業で子どもたちに食育教育を行っております。

・1996年より、つくば市内の中学生農業体験受け入れをし、毎年秋、約7件の農家様で一日農作業を体験していただいております。

沿革

1990年 生産者13名で「阿見有機農産物供給センター」を設立
1991年 いばらきコープ牛久店に供給開始 消費者交流・体験農業開始
1994年 直売所開設
1995年 アイエフ竜ケ崎店に供給開始
1996年 いばらきコープグリーンボックス供給開始 阿見町学校給食センター供給開始
1997年 いばらきコープ共同購入事業への供給開始
2000年 茨城県内7産地共販会社「茨城ふるさと産直ネットワーク」を設立
2002年 新法人「農事組合法人・いばらき県南阿見産直センター」設立
2006年 市民農園 レンタルファーム開始
2007年 青年部結成
2013年 ホームページ開設
2017年 県南筑波農産センターと合併
2018年 法人名「農事組合法人大地のめぐみ」と変更し、事務所直売所を阿見町小池に移転する。生産者113名、準組合員65名